9周年

11月1日。9周年でした。
先月の上旬頃はまだ半袖などを着ていたのが、11月にも入ってくると冬の匂いがしてきます。太陽がの光が窓辺から差し込む長さがどんどんと伸びていき、西日が射しこむ時間が早くなり、短くなっていく。空も突き抜けたように高くなって、雲の形も変わってきた。
こんな時期にオープンをした shu cafe が9年なんとかやってきた。
長いようで、でもまだたった9年しかたっていないのだという感じにもなります。9年経った割には進歩がないようにも見えるが、少しは進歩した部分もあるとも思う。だからと言って目に見えるものが残せているわけでもない。
少々、焦ったりもする曖昧な年のような気がします。「やりたいこと」と「できること」との「差」みたいなものを現実的に感じてしまうようになったなと最近思うようになった。
そんなことは当たり前なのかもしれないけど、なんとなく夢見がちな淡い期待みたいなものあって、なんとかなるんじゃないかと思い込んでしまっていたのかもしれない。
そういう感覚が年齢を重ねていくことなのかもしれない。その「差」を何で埋めていくのか。

それは努力だったり、忙しさだったり、やり過ごすことだったり、楽しさだったり、怒りだったり、優しさだったり。
いろんなものでいろんな人がそういう「差」みたいなものを埋めているのかもしれない。その「差」はプラスなのかマイナスなのかは人によって違うのだろうとは思うのだが。
shu cafe にとっての「差」みたいなものをこれから埋めていきたいんだろうと思う。それがどういう形のものでかは分からないんだろうけど。
誰かにとってのそういう感覚を、shu cafe が些細なきっかけのようになれれば嬉しいような気がする。
とりあえず明日から10年目。来年もこうした感情を持ってこの日を迎えるのだろうと思います。
いつも助けて頂いている周りの家族やスタッフ、shu cafe に来て頂きている御客様に感謝したいと思います。
いつもありがとうございます、そしてこれからもよろしくお願いいたします。