予報

待てど暮らせどお客様が来ない時がある。
「今日って日曜だよなあ」等と思いながら。
何で今日こんなに来るのだろうかと思う時がある。
「今日って普通の平日だよなあ」等と思いながら。
さっきまで暇だったのにいきなりまとめてお客様が来られる時もある。
油断していた隙を突かれたかのように。
思いがけない「暇」や「忙しさ」は心と身体にこたえる。これって本当にこたえるんですよね。暇も困るし、思いがけない忙しさも困る。


でも、しょうがないんだろうなと割り切るしかない。うちみたいなお店は常時忙しいわけでもないし、そんなお店ならいいんだろうなと思ったりするが、それもまた違うような気もするからなんとも言えず割り切れるんだろうか。
だからたまに「お客様予報」なんていうものがあればいいのにと思ったりする。
今日はこの時間帯にこれぐらいのお客様が来られます、みたいな。あったら心も身体も穏やかに過ごせるだろうにと思う。そんな予報士さんがいたら、頼んでしまうかもしれない。
そんなバカなことを考えてしまったりするけど、逆に予報どうりに物事が進む毎日だとちょっと飽きてきてしまうのかもしれない。毎日、筋書き通り。
つまんなくなって、飽きてしまう。分からないから努力したり、頑張ったり、学習したり、喜んだり、腹がったりいろんな分からない感情が日々出てくるんだろう。そういうのってしんどいけど楽しいかもしれない。

あー、でもやっぱりどれぐらい来るのが分かってれば余裕が持てるだろうにとまた思ってしまう。どっちがいいんだろうか…。