radio

「普段、お客さんと話しているように話してくれたらいいですよ」
頭の中でそんなの無理だ、と思う。
先週、ラジオ番組の取材での一幕。
普段、ラジオは朝の仕込みをしながら聴くことがあるぐらいで、あまり馴染みがあるとは言えない。
聴く側が当たり前で、その小さな箱から流れてくる音楽や話は、別世界だと思っていた。
「かんでも、編集するから大丈夫です。」と言われてもやはり大丈夫ではない。嫌な汗を全身からかいているのが分かる。
落ち着いて話いるつもりでも、何を自分が言っているのか、話しているうちに分からなくなるのが分かる(笑)
しかもリポーターの方もプロ。話し方がやはり普通ではない。
音でしか伝えることができないラジオでは声や話し方が大事なんだろうと思うのだが、少しテンションが高めの話し方に、普段と同じように話してほしいと言われても、やはりそのテンションに呑まれてしまい、自分の話し方がどんどん変になっていくように思えた。
スタッフさんたちが、多分、こっちが緊張しているので、何かと気を使って頂いているのが分かった。
分かりやすい質問や、いろんなことを褒めて頂いたりして、でも、そういうのが余計にプレッシャーになったりもしました…(笑)
でも、そんなリードにも助けられなんとか取材は終わったのですが、自分が心底、小心者だとつくづく感じることになった。
良い経験。嫌な汗。凹む自分。

放送を聴いてみたい気も、聴きたくない気もする。どのみち、放送は昼間なので仕事中。聴くことはできないのが不幸中の幸いなのでしょうか。

短いコーナーみたいですが、FM三重で流れます。
ラジオから自分の声が聞こえてくると思うと恥ずかしい。
やはり聴かないほうがいいですね。